読書日記

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近藤史恵「ダークルーム」 2014年10月16日

ダークルーム (角川文庫)

 著:近藤 史恵
角川書店(角川グループパブリッシング) 文庫
2012/01/25

 2012年刊行の本書は、初出が1994年から2011年の作品と、さらに書き下ろし一編を加えた、8作品で編まれたノンシリーズ短編集だ。ホラーやサスペンスさまざま。「サクリファイス」シリーズしか読んだこと無かったのだが、本書の解説を読んでも、実はいろいろ書いていて、引き出しの多い作家さんだ。
 
「マリアージュ」女性一人で毎日、高級フレンチレストランに通って、コース料理を食べ続ける理由とは。7点。
「コワス」ややホラー系。ラストは怖いのかどうなのか、ちょっとどちら付かず。6.5点。
「SWEET BOYS」意外な真相はインパクトがあったが、そこからラストへの持って行き方は食い足りなかった。7点。
「過去の絵」芸大で持ち上がった盗作騒動の真相は?これも後日譚の出来がいまひとつ。7点。
「水仙の季節」双子のトリック!現実味があるトリックなのかどうかは分からないが、なるほどそう来たか。7点。
「窓の下には」突然思い出した幼い頃の苦い思い出。物語としては、だからどうしたという感じもする。6.5点。
「ダークルーム」写真専門学校で出来た恋人が、突然姿を消した理由とは。ナイーブすぎる気がするなあ。6.5点。
「北緯六十度の恋」書き下ろし。ある企みを胸に秘めて出かけた北欧旅行。パートナーもやはり胸に秘めるものがあった。7.5点。
 
 全般的に、コアの部分はまあまあなのだが、その後の結末への持って行き方が物足りなかったり、全体の構成が甘めだったりで、いまひとつ引き締まらず、不満が残るものが多かった。もうひとひねりや、エピローグにひと工夫があれば格段に良くなりそうなのだけど、そこまで力が出なかったのか。多数の作品を持つ作者だが、ノンシリーズ短編集としては本書が初と言うことで、あまり得意では無いのかもしれない。いや、どれもけっして悪くは無いのだけど。
 

米澤穂信「ふたりの距離の概算」 2014年10月02日

ふたりの距離の概算

 著:米澤 穂信
角川書店(角川グループパブリッシング) 単行本
2010/06/26

 古典部シリーズ第5弾。ああ、しまった。古典部シリーズは以前、シリーズ4冊目の「遠まわりする雛」を読んで、最初の3冊も読もうと思っていたのに、それを果たせぬまま5冊目を読んでしまった。
 
 この作品の最大の魅力は、知性と教養を感じさせる文章や台詞回しだ。読んでいてこういう感想を持つ作家は、他には例えば伊坂幸太郎がいるが、タイプはやや違っている。得意分野も少し違っていて、米澤穂信は学園ものや青春ものに、とくに力を発揮するようだ。部活をはじめ学園生活の諸々の描写に、そんなに似ているわけでも無いが自分の高校時代を思い出したりして、惹き付けられる。もっともストーリーは、ほのぼの爽やか一辺倒では無く、意外とビターテイストだったりするのだが。。
 
 古典部に仮入部していた女子が、入部をやめると言い出した。千反田との間で何かがあったらしいのだが、何か誤解か行き違いがありそうだと感じた折木奉太郎。高校のマラソン大会の日に、走りながら関係者と次々に接触して行き、真実を解きほぐしていく。本作のタイトルも興味が惹かれるものになっているが、これは無駄に洒落ているわけでは無く、ちゃんと意味もある。ミステリとしてすごいと言うことは無いのだが、とても心地よく読める小説だった。7.5点。
 

石持浅海「三階に止まる」 2014年09月25日

三階に止まる

 著:石持浅海
河出書房新社 Kindle版
2014/02/28

 著者の初短篇集なのだそうで、そう言われればたしかに長編しか読んだことが無かった。全8篇が収録されており、ミステリ、サスペンス、さらには怖い話系もあって、バラエティに富んでいる
 
「宙の鳥籠」観覧車の中のプロポーズ。なのだがまず、二人の友人であり恋人であった人物の死について、その背後にあった事実を解き明かしてゆく。7点。
「転校」エキセントリックなエリート養成学校で行われている事とは。後味にかなりホラー風味が強い作品。7点。
「壁の穴」体育倉庫で殺されていた男子生徒が着せられた汚名をそそぐため、その友人が謎を解く。シリーズにしても良さそうなキャラかも。7点。
「院長室 EDS 緊急推理解決院」二階堂黎人企画のアンソロジーの中の1編として書かれた作品。烏賊川市から来た鵜飼探偵が登場したりする。6.5点。
「ご自由にお使いください」ほんの6ページのショートショート。行方が分からぬ青酸カリの在処は?6.5点。
「心中少女」ネットで知り合った二人が自殺場所を求めてやって来た廃墟には死体の先客が…。彼女はなぜ死んでいたのか?6点。
「黒い方程式」日常から非日常の世界へと一気にジャンプする展開。途中の二人の心理はあまり理解できないが、結末はまあ良し。7点。
「三階に止まる」3階に必ず一旦止まるマンションのエレベータという奇妙な謎。合理的な謎解きになればもっと良かったのだが。7点。
 
 例によってリアリティには無頓着な作風で、不自然に感じる箇所が多い。初期の作品では、リアリティが欠けていても、違和感はさほど無くて、面白さが勝っていた気がするのだが、最近は引っかかってしまう。本筋に必要がある部分ならまだ良いのだが、必然性の無い設定などで引っかかると、やはり気になる。もう少し丁寧に考えて書いて、編集者などもチェックを入れれば作品の質がぐっと上がると思うのだけどなあ。
 

原田マハ「楽園のカンヴァス」 2014年09月13日

楽園のカンヴァス (新潮文庫)

 著:原田 マハ
新潮社 文庫
2014/06/27

 2012年の第25回山本周五郎賞受賞作。ずっと気になっていた作品で、文庫化されたタイミングでようやく読んだ。
 
 初めて読む作者さんである。2005年にデビューしてすぐに第1回日本ラブストーリー大賞を受賞。以来、精力的に作品を発表してきたようで、いくつか話題作もあったようだが、自分は本作で初めて認識した。もともとキュレーターとして美術館などで働いていた経歴を持つ作者にとって、本作は自身の得意分野を最大限に生かした、まさしく満を持して世に送り出した作品だろう。
 
 物語のキーとなっているのがアンリ・ルソーの大作『夢』である。自分は絵画の世界には疎く、ルソーの名前くらいは知っていたが、どんな人物で、どんな作品を遺しているのかなど、ほとんど知識は無い。本書で重要な役回りとなるピカソについてさえ、たいしたことは知らない。しかし本作を読んでみて、それらの絵にも興味が出てきた。美術好きの人であれば、また自分とは違った楽しみ方も出来るだろう。
 
 物語は2000年の現代を起点にして幕を上げるが、17年前の出来事に遡り、さらに20世紀初頭の時代が作中作という形で描かれていく。主人公の早川織絵、そしてニューヨーク近代美術館(MoMA)の学芸員ティム・ブラウン。この二人が、伝説のコレクターが所蔵していた世に知られていない幻の作品である、MoMA所収の『夢』とほぼ同じように描かれた『夢を見た』の真贋判定に挑む。しかし指定された方法は、ルソーにまつわる物語を7日の間に1章ずつ読み進めて結論を出すという、たいへん変わったやり方であった。物語と名画に隠された謎は、如何に解き明かされるのか。美術好きにも本好きにも、とても魅力的な物語になっていた。8点。
 

東野圭吾「マスカレード・ホテル」 2014年09月06日

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

 著:東野 圭吾
集英社 文庫
2014/07/18

 都内で発生した連続殺人事件の次の現場は一流ホテル?しかし、犯人はおろか狙われているのが誰かさえ不明と言う状況の中で、警視庁は潜入捜査に乗り出す。トリッキーな事件をテーマにしたミステリで、作者のもっとも作者らしい作品だと思うし、本作はそれらの中でも秀逸な作品だ。また、本作の重要なポイントになっているのが、舞台がホテルと言うことである。
 
 推理小説に登場する人物で、プロ意識の高い優秀な刑事というのは珍しくないが、それが同じくプロ意識が高い優秀なホテルマンとコンビを組むというのは、なかなか面白い。捜査一課の新田浩介刑事とホテル・コルテシア東京のホテルマン(女性)山岸尚美が、最初は互いにぶつかり合いながらも、やがて信頼で結ばれ、事件阻止と解決に向けて協力していくようになる。
 
 様々な客が訪れるホテルで起こる出来事を群像劇風に描いた作品は、これまでにも色々あった。この作品でも、ホテルを舞台とすることで、様々な出来事が起こる。ただし、それらをきっちり本筋と絡ませたり、伏線にしたりというプロットの冴えがすばらしい。そして、連続殺人事件の真相も、期待に違わぬトリッキーさで、さすがであった。
 
 あえて厳しい目で見れば、暗号化してるとは言え、犯人がわざわざ次の犯行現場を予告するメッセージを残すところなどは引っかからないでは無い。厳密にリアリティを追求したいと思う読者には、他にも気になる箇所はあるだろう。しかし、物語を面白くするそれらの設定は、決して現実を破綻させるものではなく、自分にとっては気にならなかった。
 
 この作品は、2008年から雑誌連載されたものが、2011年に単行本として刊行され、今年になって文庫化された。そしてそのタイミングで、続編の「マスカレード・イブ」が、今度は"いきなり文庫"として上梓されている。まさかのシリーズ化。続編ではあるが、本作の前日譚で、新田&山岸コンビが出会う前の話、短・中編の4編が収録されているようだ。近い内にそちらも読むつもり。楽しみだ。8点。
 

東川篤哉「魔法使いと刑事たちの夏」 2014年08月30日

魔法使いと刑事たちの夏

 著:東川 篤哉
文藝春秋 単行本
2014/07/31

 倒叙ミステリシリーズの「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」に続く第二弾。三つ編みの魔法少女マリィは、小山田聡介刑事が父親と二人で住む家の家政婦になっており、安定したシリーズとなってきた。
 
 単純な話かと思いきや、わりと意外な事実なんかが隠れていて楽しめた「魔法使いとすり替えられた写真」、血で書いたダイイングメッセージの「魔法使いと死者からの伝言」、とある作家が描いた完全犯罪の計画の「魔法使いと妻に捧げる犯罪」、犯人がカモフラージュのために現場に置いた傘と、被害者が持っていた'傘'がきっかけとなる「魔法使いと傘の問題」の4編を収録。
 
 倒叙形式なので読者が犯人を知っているのはもちろんのこと、マリィの魔法によって小山田刑事にも早々に犯人が分かってしまう。ではどうやって犯人を追い詰めるか、と言うところがミステリとしての核だが、その辺りには多少の出来不出来もある。ただ、その周辺にも様々な伏線を用意していたり、プラスアルファのエピソードがあったりと肉付けがうまく、物語としてなかなか充実していて楽しめた。締め切りに追われて書かれる(?)短編ミステリで傑作などそうそう生まれないものだが(←偏見)、それでもプロの作家にかかれば、読み物は面白くなるという好例だ。
 
 前作では、個性的ではあるが、唐突感もぬぐえなかった主要登場人物たちのキャラクターがだんだん定まってきて、親近感がわいてきたことも面白く読めた理由である。とくにマリィはずいぶんと親しみやすくなった。7.5点。
 

有栖川有栖「菩提樹荘の殺人」 2014年08月21日

菩提樹荘の殺人

 著:有栖川 有栖
文藝春秋 単行本
2013/08/26

 表題作をはじめ、4編を収録した、火村英生シリーズだ。シリーズはなんともう21周年で、本書が21冊目(短編集としては13冊目)なのだそうである。そう言えば、このシリーズに出てくる作家アリスが江神二郎シリーズを書いて、江神シリーズの学生アリスが火村シリーズを書いているという、知る人ぞ知る作中設定があったと思うが、そう思うと作家のアリスはずいぶんと筆が遅く、学生アリスは学生のくせになんと多作なことか。
 
 火村は相当な数の事件を経験してきているので、それなりの年齢になっていないとおかしいのだが、本書のあとがきで述べられているように、このシリーズは「サザエさん方式」で、作品中の時計はほとんど進んでいない。おかげで、火村はまだ34歳である。若いな…(そこもサザエさん的かも)。読んでいてイメージするより10歳くらいは若いので、もう少し時間を進めても良いのでは無いかと思う。
 
 さて、そんな永遠の若さが約束された登場人物たちだが、本書に収録された作品の共通のモチーフが若さである。若さ故の過ちだとか、浅はかさによる事件などが描かれる。そして嬉しいのは、火村とアリスの若かりし姿が描かれているところだ。これはなかなか貴重。学生火村の物語が本書の白眉である。
 
「アポロンのナイフ」少年犯罪問題がらみで仕上げているのだが、やや収まりが悪いかな。6.5点。
「雛人形を笑え」漫才コンビの片割れが殺された。容疑者は限られている。犯人は誰なのか。7点。
「探偵、青の時代」大学生時代の火村が、シャーロック・ホームズばりの名推理を見せる!7.5点。
「菩提樹荘の殺人」ちらっとだけだが、火村とアリスが出会った頃の話が出てくる。7点。
 

星新一「宇宙のあいさつ」 2014年08月09日

宇宙のあいさつ

 著:星新一
新潮社 Kindle版
2012/11/30

 久しぶりの星新一再読。毎度の事ながら、再読であることはたしかなのだが、前に読んだのが遙か昔のことなので、大半はほぼ初読の感覚なのである。それなのに、この独特の星新一ワールドは、すっかり慣れ親しんでしっかりと脳裏に染み込んでいるので、ストーリーは覚えていなくても懐かしい
 
 全35話を収録した本書だが、星新一の代名詞でもある未来や宇宙を舞台にしたSFばかりではなく、オカルトホラーチックな作品あり、しみじみと余韻を感じるヒューマンドラマもありで、なかなかバラエティに富んでいた
 
 バラエティと言えば、これは名作!と言えるものがあるのはもちろんだが、一方でなんとはない話もあったり、いろいろだ。中には、オチが読めてしまう陳腐な話もある。しかし、よく考えてみると、おそらくその話を陳腐に感じるのは、星新一のせいなのだ。たぶん初出時に読んだ読者にとっては、気が利いていて意外性を感じたストーリーが、彼が作り出した黄金パターンが世の中の隅々まで行き渡って多くのフォロワーがそれを真似しているうちに、陳腐になってしまったのだ。星新一、偉大なり。その偉大さを十分に味わえる一冊だった。7.5点。
 

伊坂幸太郎「オー!ファーザー」 2014年07月30日

オー!ファーザー

 著:伊坂 幸太郎
新潮社 Kindle版
2013/11/22

 もとは新聞連載作品だったのだそうで、単行本になるまでに時間がかかっているため、実は初出はけっこう古い。2006年から2007年に掛けての連載で「ゴールデンスランバー」より前。作者曰く、本作が伊坂幸太郎第一期の最後の作品で、「ゴールデンスランバー」が第二期最初の作品なのだそうだ。そう言われて改めて見ると、この作品は、軽妙な文章や巧みな伏線の張り方など、作者の人気の元であるエッセンスが分かりやすい形でぎっしりと詰まっている。ちなみに、本作は映画化されて、昨年2013年に公開されている。
 
 設定は突拍子も無い。主人公は高校生の由起夫なのだが、彼には4人も父親がいる。遺伝的には父親はもちろん一人だが、4人の誰がそうなのかは分からない。全員が自分こそが父親だと思っているし、あえて鑑定なんてことはしない。そして驚くまいことか、この4人の全員が、一つ屋根の下、息子と妻とともに、仲の良い家族として暮らしているのだ。
 
 とても現実には考えがたい設定なわけだが、伊坂幸太郎の作るキャラにかかると違和感が無い。他の作品の登場人物も往々にしてそうだが、父親たちはみな、飄々として落ち着いていて、マイペースで芯が強い、そしてそれぞれに個性的で頼りがいがある。そんな彼らを待っているストーリーがどんなものかと言うと、彼らが住む町で起こったトラブルに巻き込まれた由起夫と父親たちが、持ち前のバイタリティーを発揮しながらピンチをくぐり抜けていくというものである。
 
 ところで、本作の英題は"Oh! father!"ではなく"a family"となっている。実のところ、大変に風変わりでありながらも、たしかにこれは、ある家族の物語なのだ。読み終わってみれば、なるほど大変しっくりくる英題である。ただ、たぶん日本語のタイトルとしてはしっくりこなかったのだろう。7.5点。
 

五十嵐貴久「キャリア警部・道定聡の苦悩」 2014年07月18日

キャリア警部・道定聡の苦悩 (角川書店単行本)

 著:五十嵐 貴久
KADOKAWA / 角川書店 Kindle版
2014/01/08

 東大出で将来は警察庁長官を目指しているキャリアなのに、不祥事のあおりで警視庁捜査一課に配属されてしまった道定聡警部。そこで刑事としてコンビを組まされたのは、スタイル抜群の美人なのだが、振る舞いはがさつで下品、仕事もまるでやる気が無い、怠惰な不良少女をそのまま大人にしたような山口ヒカルだった。
 
 タイトルがヒントの「Gの密室」、衆人環視の密室殺人「アリアドネの罠」、証言が時間差で現実化した「元気すぎる死体」、珍しく道定が推理を披露する、瓜二つの双子の問題「ダブル・フェイス」、逃亡犯を追う間に新たな死体が見つかる「落人の首」の5編が収録されている。
 
 道定が捜査一課に飛ばされてきたのも解せないが、山口ヒカルが籍を置いているのも不思議。警視庁捜査一課って花形ポストでは無いのか?まあそこはお約束で良いのだが、ミステリ的にも、かなり強引な感じが目立って、リアリティを感じないものが多い。後半2作はまあまあだが、前半3作のあたりは相当に無理を感じた。
 
 謎解きよりもむしろ、キャラで勝負を狙った読み物だと捉えられるが、山口ヒカルの人間像は、いささか破綻気味でやり過ぎ感が否めない。キャラが十分に定まっておらず、きちんと練られていないように思えた。もう少し共感しやすいキャラにした方が楽しめると思う。また、面倒くさい仕事を早く終わらせようと、最後には山口が推理力を発揮するというパターンで統一されるのかと思ったら、第4話では道定の謎解きで解決してしまって山口ヒカルが目立たない辺りも、定まっていない。
 
 ということで、挙げれば不満が多い作品ではあるが、それでもさすがプロの仕事で、文章は読みやすいので、実はそれなりに楽しく読むことができた。シリーズが続くのならまた読んでしまうだろう。6.5点。
 

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